4月26日に稼働した艦これアーケードは本来4筐体1セット販売だったにも関わらず
年明け以降に断れない量の追加発注でも有ったせいなのか
4月26日の稼働日に2台、5月中旬~下旬にかけて2台と言う分納形式で
今月中に初期出荷分が全国のゲーセンで稼働する予定だったんですが
今日正式に分納予定の1.5次出荷の延期が決まりました。
現状では入荷時期は「未定」と言う事なんですけど何とか夏休み前に間に合わせたいと言う感じらしいです。
ただ入荷遅れの原因は筐体の基本的な不具合とか生産が間に合わないと言うような本体の問題では無く
消耗品のカードとリボンの製造が間に合わないと言う事らしいです。
稼働前に指摘したようにセガの排出カード想定値(1日平均94枚)が甘かったのは事実ですけど
営業時間を変更してオンラインタイムの7時~26時の間でフル稼働させたり、
セガの通達を無視して無制限台を稼働させて建造ループ14時間で300枚以上のカードを印刷させたりしない限りは
5月12日のカード入荷日前にカードの在庫が切れる事は無かったようですので
このペースの稼働で有れば現状の設置店舗でカードやリボンが切れる事は無さそうです。
カードのレートもレア駆逐や改ホロ中破ホロを除いたら稼働直後の1/3ぐらいまで落ちてますし
それなりに--周辺に設置店舗が有れば待ち時間もピーク時の半分程度になっていると思うので
稼働が落ち着いてきたタイミングで分納筐体の納品が有ってサテが空く事も有るぐらいの稼働率になる予定が
安定して1筐体辺り2~10人待っている状況が続きそうですね。
以下、希望的観測
分納がいつになるのかは分かりませんけど
入荷の優先順位は
1.セガ系列未入荷店舗(新規)
2.推奨運営指針順守店舗(分納)
3.ラウンドワン系列未入荷店舗(新規)
4.セガ系列納入済み店舗(分納)
4.ラウンドワン系列追加分(分納)
5・無制限台運営チェーン系店舗(TAITO系、namco系、PIA系など)(分納)
6.無制限台運営非チェーン系店舗(田無ファミリーランドなど)(分納)
と言った感じで多少の政治力は加味するとしても
「安心して平等にプレイできる環境つくり」に協力した店舗を優先して欲しいですね。
↓セガ推奨運営指針
最優先はセガ系列の未入荷店舗(名古屋伏見、貝塚など)。
売り上げが悪いから後回しにされたのかもしれませんけど
久々に売り上げが見込める筐体なので2台でも良いので真っ先に納品したいでしょうから
自社製品を自社オペに優先的に回すのは有る程度は許容範囲でしょう。
次はセガの推奨運営方針を守って200円、300円での交代制で運営した店舗
これは当たり前と言えば当たり前なので一番該当する筐体数が多いと思いますけど
これを2番目にしないと不公平感が凄い事になりそうです。
その次はラウンドワン系列の未入荷店舗分(HPで確認できるだけで14店舗)
一部の店が推奨方針に従わなかったとは言え業界最大手ですからこれより序列は下げられないでしょう。
次にセガ系列で既に2筐体入っている店の分納分
結構4筐体運営を多く見るので2筐体運営分なら意外と数は少ないかもしれないです。
その次はラウンドワン系列の分納分
地方は半径何10キロ圏内にラウンドワンしか無い所も有るので早く4筐体で運営したいとは思いますが
東京や大阪の一部店舗の運営に不備が有ったので普段より少々優先順位が下がるのはしょうがないかと。
そろそろ最終便が近づくタイミングで無制限実施チェーン店舗。
大手チェーン店のTAITOやnamcoも結構な数の店が無制限台で運営していたので
何も言わずに最後の方ににしておけば良いんじゃないかと思います。
関東圏だとPIA系列(サントロペやサムズも)も無制限店舗ですから最終便でしょうか?
最後に入荷するのがチェーン店でも無い無制限台運営店舗
自分が知っているのは田無ぐらいですけどセガがログを調べれば
制限台運営なのか無制限台運営なのかはすぐに分かると思うので
特に他の筐体の売り上げにも影響しない店なので有れば最終出荷分で良いと思います。
そう言う店舗は制限台店舗の数倍の売り上げを出しているはずですから
筐体が増えなくてもそれほど困らないんじゃないですかね?
以下、仮説
無制限台は建造ループのカード代よりも
建造や開発の為に枯渇する資材を300円のボーナス(400/400/400/225)だけじゃなくて
300円投入→建造→即終了→900GPを資材に変換で貰える(667/667/667/375)で
リアル鋼材を溶かして資材補充する必要が出て来るのでカード1枚400円の売り上げになる場合が増えます。
ログイン→コイン投入→建造→ゲームオーバーで仮に2分30秒としても1時間で24枚印刷=9600円なので
14時間建造し続けると1日で1筐体辺り133440円の売り上げが出ます。
セガの想定値を元に考えると300円900GP交代で運営した場合
通常制限台だと1日で1筐体辺り1500円(1時間辺り300円900GP+カード印刷4.5枚が2人)x14時間=21000円
仮に4月26日(火)の稼働から5月8日(日)までの11日間その状態だったとすると
1筐体辺りの差額は13236840円、4筐体なら494万7360円です。
売上準拠なら筐体代回収しましたね。
流石に毎日建造だけしていたとは思いませんけど
11日間の売り上げベースで587万なので話半分でも約300万ですから
無制限台を運営した店舗は売り上げベースなら筐体代を7割回収してるのかも知れませんね。
注文した分の筐体が全て供給されたら稼働率が100%を切って無制限状態の店が増えた場合に
現状の2倍を超えるペースでカードとリボンが消耗する可能性が有って
そうなると安定供給が危うくなる可能性が有るから納品が伸びた
と言う事では無いですよね?
これは極端な話しだとは思いますけど
1人の人が100回ゲームをする場合と100人の人が1回ずつゲームをする場合を比べると
人の入れ替わりや席の移動やら何やらのロスタイムによる売り上げの低下と言うのは
数十秒の積み重ねの結果それなりのマイナス材料になりますけど
艦これアーケードの場合はプレイの内容に大きな差が出てきます。
無制限台で普通にゲームをしていたとしても毎回戦艦レシピや46砲レシピを回していると
普通に鋼材はマイナスになって行くので何プレイに1回とかで
300円投入→ゲーム終了をやる必要が出て来ます。
何もしないで1分弱で300円のリアル鋼材を溶かさないと建造も開発も出来なくなるので
普通にプレイをしていても制限台よりも利益率が高くなるのですよね。
無制限台は他のカードゲームでは当たり前の設定ですし
何年も稼働しているカードゲームでは寧ろ制限台の方が圧倒的少数派だと思います。
とは言え正規稼働初期の推奨仕様をセガが設定したので有れば
少なくとも1ヶ月後に予定されていた1.5次出荷までは待つべきだったかなとは思います。